ホーム > 製品情報:繊維産業関連 > フィラメント用経糸糊剤
【フィラメント用経糸糊剤(マーポゾールシリーズ)】
織物は、経糸(たて糸)と緯糸(よこ糸)が直角に交差して作られた布地で、その組合せ方や繊維の素材、糸の形状により様々な種類の織物を作ることができます。その織物は衣類に留まらず、エアバッグのような産業資材まで幅広く利用されます。
その織物を作製する上で、経糸を糊剤で保護する必要があります。糊剤を付着した経糸は、単繊維間の接着性が増すため、毛羽・糸切れが低減し、織物の生産稼働率が向上、高品質な製品ができます。
マーボゾールW-333は、ウォーター・ジェット・ルームで製織されるポリエステル・ナイロンフィラメント経糸用のアクリル酸エステル系合成糊剤です。
また、従来のアクリル酸エステル系糊剤では対応が難しい産業資材用ポリエステルフィラメントや特殊糸に適応可能な経糸用糊剤として特殊水溶性糊剤も開発しました。
ポリウレタン系合成糊剤のマーボゾールPU、ポリエステル系合成糊剤のマーボゾールTI-3は、ともに単繊維間の接着性が高く、糊付け糸の抱合力が著しく向上します。
一般的性状 | 主成分 | アクリル酸エステル系樹脂 |
---|---|---|
外観 | 淡黄褐色液状 | |
固形分 | 25% |
特長
一般的性状 | 主成分 | 水溶性ポリウレタン樹脂 |
---|---|---|
外観 | 淡黄色液状(20℃) | |
固形分 | 30% |
特長
一般的性状 | 主成分 | 水溶性ポリエステル樹脂 |
---|---|---|
外観 | 淡黄色液状 | |
固形分 | 25% |
※これらの他、様々な特性を持つ、フィラメント用経糸糊剤を取りそろえております。
糊付け糸の電子顕微鏡写真